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納入実績 実際の適用例

VOLLMER のノウハウはすでに世界中の何千というお客様から信頼され、その技術が採用されています。 ここでは、これらのサクセスストーリーのいくつかを皆様にご紹介します。成功例は、分かりやすいように製品シリーズ別に示されています。

 

InduGrind 社と VOLLMER – さらなる鋭さを実現するための協力

ボーフム(ドイツ)に本拠を置く InduGrind 社は、長い伝統のある若い企業です。同社は、旧 Hommel Schleifmanufaktur 社の買収により 2022 年に設立されました。現在この工具メーカーはシャンク工具や特殊工具を製造し、歯切り工具やホブ盤のメンテナンスを行っています。2023 年初頭、InduGrind 社は超硬工具の加工を自動化するために VOLLMER の VGrind 360 研削盤を稼働させました。また VOLLMER は、技術的な質問に関してパートナーシップに基づいてスタートアップをサポートしています。

完璧な丸鋸を造るシュヴァーベンの 2 つのメーカー

シュヴァーベン地方(ドイツ)にあるバーリンゲンとビーベラッハの 2 つの町は、100 キロと離れていません。1 つは工具メーカー AKE Knebel 社の、もう 1 つは研磨技術のスペシャリスト VOLLMER の本拠地です。両社とも、丸鋸と工具の切れ味を卓越したものにすることに心血を注いでおり、そのために VOLLMER は研磨機を、AKE 社は毎年約 250,000 個の超硬チップソーを製造しています。それらのうちの少なからぬ数が、従来の用途に加えて、製材所のチッパーラインで原木を切断するために使用されています。

シュヴァーベン発の研磨技術に信頼を寄せるスコットランド企業

設置場所はグラスゴー(英国、スコットランド)の「The Saw Centre」社。同社の起源は 1889 年にまで遡ることができ、現在は 30 名の社員が働いています。ここ 20 年来、私たち VOLLMER の研磨技術は、「The Saw Centre」社より高い信頼を頂いています。歯形が複雑な超硬丸鋸ブレードを 1 回のクランプで 24 時間無人加工するために、同社は 2021 年 4 月に、ローディングシステム ND 250 付きの新しい VOLLMER 製研磨機 CHD 270 の使用を開始しました。

シュヴァーベン(ドイツ)生まれの木材加工向け技術

オーバーシュヴァーベンのヴァイン(ドイツ)にあるホルツヴェルク・バウアー(Holzwerk Baur)社は、毎年約 180,000 ㎥ の木材を加工し、その製品を世界中に輸出しています。この製材所は持続可能性を重視しています。木材は地元産のもので、最後の一かけらまで利用しています。効率的な木材切削のためにホルツヴェルク・バウアー社では毎日約 250 台のソーが使用されています。それらはビーベラッハの研磨スペシャリストである VOLLMER の機械を使用して研磨されたもので、研磨室には超硬チップソー 用の、自動化対応により 24 時間使用される VOLLMER 製 CHD 270 研磨機などが備えられています。

カナダの Aiguisatek 社は VOLLMER とともにコロナ危機を克服

カナダの工具メーカー Aiguisatek 社は、新型コロナウィルスの感染拡大のなか、シュヴァーベン(ドイツ)の研磨スペシャリスト VOLLMER の専門知識により利益をあげています。同社は ND 250 オートメーションシステムを備えた VOLLMER の CHD 270 研磨機により、超硬丸鋸を 24 時間無人加工し続けることができました。1986 年に設立された同社は、当初よりビーベラッハ(ドイツ)の機械メーカー VOLLMER の研磨技術に信頼を寄せてくださっています。

VOLLMER に信頼を寄せる中国の工具メーカー

中国の工具メーカー北京金万衆機械科技有限公司(Beijing Wisdom Mechanical Technology)は、「Skywalker」ブランドの超硬工具を製造しています。ミーリングカッター、ドリル、およびリーマーの加工に関して、同社は VOLLMER のテクノロジーに信頼を寄せて下さっています。シュヴァーベン地方(ドイツ)の研磨機スペシャリストである VOLLMER は、過去 3 年間のうちに 9 台の研磨機を「Skywalker」に納品しました。そのうちの 6 台は VGrind 360E、3 台は 2021 年の初頭に納品された VGrind 360 です。この中国の顧客は、2022 年末までにこれらの機械を使用して工具の生産を 2 倍にすることを望んでおられ、昨年の「Skywalker」ブランドの売上げは、約 2000 万ユーロでした。

五大湖畔の工具メーカーは VOLLMER に信頼を寄せています

米国の Great Lakes Custom Tool Manufacturing(グレートレイクス・カスタムツール・マニュファクチャリング、GLCT)社は、その名の通り顧客向けの専用特殊工具(カスタムツール)を製造しており、北米大陸五大湖の一つであるミシガン湖畔に本社を構えています。超硬合金または PCD(多結晶ダイヤモンド焼結体)を装着した工具および丸鋸を加工するために、同社は合計 19 台の VOLLMER 製機械を使用しています。シュヴァーベン地方(ドイツ)の研磨機スペシャリストである VOLLMER は、最近ワイヤー放電加工機 VPulse 500 と工具研磨機 VGrind 360 を GLCT 社に納品しました。

VOLLMER に信頼を寄せるデンマークの工具メーカー

デンマークの工具メーカー「TN Værktøjsslibning(TN ヴェルクツォィスリーブニング)」の名前は発音が難しく、同社自身が「TN Slib(TN スリブ)」という略称も使用しています。「Værktøjsslibning」という単語は「工具研磨」という意味で、まさに同社の事業内容を示すものです。同社は、コーティングを施された超硬ミーリングカッターおよびドリルの受注生産を手がけていて、また 50 種を超える標準モデルから選択することも可能です。さらに再研磨サービスとコンサルティングも行っています。2020 年の初め、TN Slib 社はビーベラッハの研磨スペシャリスト VOLLMER がおよそ 1 年前に市場導入した工具研磨機 VGrind 340S の購入を決定しました。VGrind 340S は、長年にわたり定評のある非常に革新的な VGrind シリーズの機械コンセプトをベースにしています。

シュローデ社が信頼を寄せる VOLLMER の研削技術

エーインゲン(ドイツ)にある工具メーカーのシュローデ(Schrode CNC-Werkzeugschleiftechnik)社と、ビーベラッハ(ドイツ)の研磨スペシャリスト VOLLMER との距離はわずか 25 km です。両社は数世代にわたりシャープニングを手がけてきた企業で、VOLLMER は研磨機および放電加工機を開発し、シュローデ社は、金属、複合材、あるいは木材の切削工具を製造しています。シュローデ社の顧客は、自動車産業、工具加工業、機械製造あるいは医療技術関連の企業です。同社は超硬工具の加工に、24 時間の無人操業を可能にする自動化システムを装備した 2 台の VOLLMER 製研磨機 VGrind 360 を使用しています。

丸鋸が切り開くインド経済隆盛への道

インド経済は長期にわたって力強く成長しています。そのため特に、2014 年には産業政策「Make in India」が開始されました。ニューデリーの南、ファリーダバードの Basco Tool Industries 社はそれを実践している主な企業の一つです。同社は超硬チップソーの加工を行っており、15 年以上にわたり VOLLMER の研磨技術に全幅の信頼を寄せてくださっています。ビーベラッハ(ドイツ)の研磨および放電加工機スペシャリストである VOLLMER は、これまでに CP および CHP モデルを含む7 台の研磨機を、優に 6,000 km 離れたインドへとお届けしています。

VOLLMER のテクノロジーを活用する鋸メーカーのレナルツ(Lennartz)社

レムシャイト(ドイツ)のレナルツ社は、50 年以上にわたり VOLLMER 製の機械に信頼を寄せております。丸鋸メーカーである同社は、1966 年に最初の VOLLMER 製研磨機を導入されました。今日レナルツ社では、CM、CHD および CHF モデルの研磨機など、40 台を超える VOLLMER 製機械が稼働しています。これらの機械は、超硬チップソーの精密研磨を可能にしています。さらに、歴史ある両企業の協力はこれに留まらず、丸鋸用研磨機の改良においても緊密に連携しています。

VOLLMER に信頼を寄せるイタリアの鋸メーカー

急峻な峠、狭い道幅、多くのカーブが続く難路にもかかわらず、25 年以上も前に VOLLMER の最初の研磨機が北イタリアのアルプスを越えました。送り先は、小さな町ヴィルミノーレ・デ・スカルヴェ(Vilminore de Scalve)にあるソーブレードメーカーのモレスキ社(Moreschi)でした。それ以来両社は、強いパートナーシップで結ばれています。モレスキ社は超硬チップソーの精密研磨に関して、VOLLMER の CHD、CHF および CMシリーズの各研磨機、そしてHSS丸鋸の研磨に関してLorochの機械(KSC710シリーズ)に信頼を寄せています。

シュヴァーベンのコンピテンスによる切削

シュヴァーベン(ドイツ)のお隣様 – CERATIZIT Balzheim GmbH とビーベラッハの VOLLMER Werke GmbH。研磨のスペシャリストである VOLLMER は、ビーベラッハからわずか 30 km しか離れていないバルツハイムに過去 3 年間のうちに 14 台の VGrind シリーズ研磨機を納品しています。バルツハイムの工具メーカー CERATIZIT 社は、それらの機械で、ドリル、ミーリングカッター、リーマー、面取り工具などの超硬工具を研磨しています。それらの工具は、世界中の航空宇宙産業や自動車産業、医療工学などの産業分野において、複合材料、チタン、鋼、アルミニウムなどの材料の切削に使用されています。

シュヴァーベン地方の研磨技術に信頼を寄せるシベリアの工具メーカー

シベリア西部のトムスクにある工具メーカーの Tomsky Instrument では、シュヴァーベン地方のビーベラッハを本拠地とする研磨および放電加工機の専門メーカー VOLLMER の研磨技術が活躍しています。2 台の工具研磨機 VGrind 360 で、トムスキー・インストルメント社は 超硬回転工具を製造しています。このロシアの工具メーカーのミーリングカッター、ドリル、またはリーマーは、自動車、鉄道車両、航空機を製造するために世界中で使用されています。とりわけ同社は、国内の金属産業、シベリア西部の石油・ガス産業、そして同地域で盛んな木材産業に製品を供給しています。

IoT ゲートウェイにより研磨機を認識

研磨機と放電加工機のスペシャリストである VOLLMER は、インダストリー 4.0 および IoT(モノのインターネット)のソリューション開発を推進しています。そのカギを握るのが、VOLLMER IoT ゲートウェイです。これにより、研磨機とさまざまな IoT プラットフォームとの間でデータ交換が可能になります。IoT ゲートウェイはオープンソース規格に基づくため、そのサービスはプラットフォームに依存しません。VOLLMER は、国際的な機械メーカーの GROB-WERKE が開発した IoT プラットフォーム「GROB-NET4Industry」上でデータ交換のテストに成功しました。IoT ソリューションを利用して VOLLMER 研磨機の稼働、効率、保守を改善することが、その目的です。

日本の工具メーカーが VOLLMER の研磨技術に全幅の信頼を置く

「弊社は金属部品の製造や鋳造において、製造業で中心的な役割を演じる成形工具の製造、再研磨を自社で行っております。」と、東京の平和産業株式会社で社長を務める八尾泰弘工学博士は語ります。「成形工具の加工には、24 時間の無人稼働を可能とし、自動化された VOLLMER 製研磨機 VGrind で製造・再研磨した切削工具を使用しています。」

黄海沿岸での鋸の研磨

韓国の企業 DCM 社は、高精度チップソーやカッターや円形カッターといった特殊工具を製造しています。DCM 社は、その製品を何より鋼管メーカー、また自動車メーカー、造船業や航空・宇宙産業といった金属の切断に関わる世界中のあらゆる製造業に供給しています。超硬チップソーを生産するべく、同社は超硬チップソーの製造に多くの VOLLMER 製機械を使用します。最新の導入実績には CHD、CHF および CHP が含まれており、これらは超硬チップソーをワンクランプで研磨できます。

シュヴァーベン製機械が特殊工具を研磨

シュヴァーベン(ドイツ)の企業である GW 社は、全世界の加工業界向けに超硬および PCD(polycrystalline diamond = 多結晶ダイヤモンド焼結体)製の回転式切削工具および特殊工具を開発しています。その開発のため、GW 社には約 100 台の最新機械が設置されています。

シュヴァーベンの技術で丸鋸を研磨するオランダ企業

オランダの会社であるキンケルダー社は、超硬コーティング丸鋸ブレード、HSS 丸鋸ブレード、セグメント丸鋸ブレードによって世界中でその名を知られています。ソーブレードの製造と再研磨にあたり、キンケルダー社ではシュヴァーベン(ドイツ)の研磨機および放電加工機のスペシャリストである VOLLMER 社製研磨機を 20 台以上導入しています。最近導入された VOLLMER 社製の機械は、CHD、CHF、CM シリーズの研磨機です。

シャープな 13 台が工具製造で活躍

「弊社では 25 年来、3 世代目で、超硬および PCD 製工具だけでなく、クランプ装置やリフト装置といったオートメーション化のソリューションも開発しています。」と企業広報責任者のミヒャエル・エンツェンロス氏は述べています。「弊社には、年間ほぼ 900 万ユーロの売り上げをもたらすポートフォリオがあります。

オーバーバイエルンでミーリングカッターを研磨 – 完全自動化

「当社は、ミーリングカッターの開発において 2 年後までにドイツで No.1 になりたいと思っています。」とHofmann & Vratny 社の CEO で、創業者のズデニェック・フラットニー氏の子息でもあるアンドレアス・フラットニー氏は述べています。「当社が一番重要視しているのが、最高の品質と精度です。それだからこそ、他にも選択肢がある中で、当社は VOLLMER 社の研磨機 Vgrind 160 を選びました。Vgrind 160 の自動化ソリューションにより当社では、24 時間の 3 交代制で製造を行っています。」

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