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丸鋸が切り開くインド経済隆盛への道 2019-11-13
概要インド経済は長期にわたって力強く成長しています。そのため特に、2014 年には産業政策「Make in India」が開始されました。ニューデリーの南、ファリーダバードの Basco Tool Industries 社はそれを実践している主な企業の一つです。同社は超硬チップソーの加工を行っており、15 年以上にわたり VOLLMER の研磨技術に全幅の信頼を寄せてくださっています。ビーベラッハ(ドイツ)の研磨および放電加工機スペシャリストである VOLLMER は、これまでに CP および CHP モデルを含む7 台の研磨機を、優に 6,000 km 離れたインドへとお届けしています。
Basco Tool Industries 社の最高経営責任者であるヴィカス・ティワリ(Vikas Tiwari)氏は、「現在のところ私たちは、木材および金属加工業のお客様向けに 1 月当たり 3,000 もの超硬チップソーを加工しています。単に製品とサービスの質を高めるだけではなく、さらに成長することが私たちのビジョンです。具体的に言うと、数年のうちに 1 月当たり 10,000 以上のチップソーを製造するようになりたいと考えています。」とお話ししてくださいました。
25 種類を超える丸鋸
Basco Tool Industries 社の野心的な目標は、インド経済を反映したものと言えるでしょう。実質国内総生産(GDP)は、20 年間にわたり毎年 7 % を上回る勢いで成長しています。5 年前、インドでは産業政策「Make in India」が開始されました。その目標は、インド企業がその製品を自国内で製造するのをサポートする、というものです。約 20 人の従業員を擁する Basco Tool Industries 社は、合板、無垢材、合成木材、プラスチックおよびアルミニウムの加工用として、インド企業向けに 25 種類を超える超硬チップソーを開発しています。
ドイツとインドとを結ぶ絆
Basco Tool Industries 社の周囲には、小規模の作業所でも中規模の工場でも、あるいは大規模な加工会社でも、経済的な活気が漲っています。多くの世界的な企業がファリーダバードを拠点とし、農業機器メーカーの Claas 社あるいはテクノロジーコンツェルンの Voith 社といったドイツ企業も進出しています。ドイツの職人技は、Basco Tool Industries 社でも超硬チップソーの研磨に非常に重要な役割りを果たしており、同社のシュヴァーベン(ドイツ)の研磨機スペシャリスト VOLLMER への信頼は揺るぎありません。
「ファリーダバードとドイツとの関係は、10 年以上にわたり緊密で成功をもたらすものとなっています。ですから、自社の機械についてもドイツの品質を信頼する、ということは最初から自明のことでした。最初の VOLLMER 製研磨機がビーベラッハから納入されたのは、2003 年に遡ります。現在までにその台数は 7 台となり、それらの研磨機により 24 時間体制でチップソーと工具を加工しています。」とヴィカス・ティワリ氏はお話ししてくださいました。
VOLLMER 研磨技術による成長
VOLLMER は 1 台の CHP 840 および 2 台の CP 200 を含む研磨機を、6,000 km 離れたファリーダバードに送りました。CHP 840 は、超硬チップソーをワンクランプで研磨することができます。4 本の CNC 制御軸により、リード角が付いた歯や組歯の鋸を含め、一般的なすべての歯形を 1 工程で加工することができます。CP 200 は、マルチプロセッサー技術とソフトウェアプログラミングを備えています。スクイ面であろうと先端であろうと、研磨速度は自由に選択することができ、歯ピッチまたは台金の厚さを設定する必要はありません。VOLLMER が Basco Tool Industries 社のサービス技術者に提供するのは研磨機だけではなく、ビーベラッハでのトレーニングにもご参加いただいています。
木材および金属加工業のお客様
Basco Tool Industries 社のお得意様は、主にインド北部および東部の企業です。同社は丸鋸や工具の他に、工具の再研磨と修理、さらに専門的なアドバイスに至るまでのサービスも提供しています。トレーニングにより、木材および金属加工業のお客様が Basco Tool Industries 社の技術を用いて、家具、窓、あるいはドアを、効率的かつ採算の合うように製造するのをサポートします。目標は、地域ごとの販売およびサービスセンターをさらに拡充し、インドにおける超硬チップソーのリーディングメーカーになることです。
VOLLMER グループ最高経営責任者のシュテファン・ブラント博士(Dr. Stefan Brand)は、「Basco Tool Industries 社は、小規模で市場状況にアジャイルに対応する革新的な企業、というインドにおける私たちの典型的なお客様の一つです。インドのお客様に緊密なサポートを提供するために、私たちは長年にわたり現地代理店を通じて事業を展開し、2013 年にはバンガロールに支社も設立しました。私たちは国際化を推進し、インドのメーカーの皆様が国内的および国際的に発展していくことを長期的にサポートしていきます。」と話しています。